HI-TOP Journal — 2016
レンジローバー イヴォーク SEプラス 4WD
都市で映える美しき異端者
Urban Coupe
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01 / Origin
実は、イヴォークの開発において最大の挑戦は空力性能だった。SUVでありながらクーペのような流線型を実現するため、ランドローバーは風洞実験を何百回も繰り返した。その結果、従来のレンジローバーとは全く違う美学が生まれる。リアルーフラインは急角度で落ち込み、サイドウィンドウは細く絞られた。これがイヴォークの存在感を決定付けている。街角に停めた瞬間、周囲の視線が集まる理由がここにある。HI-TOPが選んだパノラミックルーフは、この独特な空間をさらに開放的に変える。頭上に広がるガラスが、都市の空を切り取る額縁となる。

クーペとSUVの境界線を消した時、新しい美学が生まれた。
02 / Performance
知られていないのが、イヴォークの車重配分だ。エンジンをフロントアクスルより後ろに配置し、重心を下げている。2.0リッター直4ターボは240psを発生するが、真価は1750回転から立ち上がる340Nmのトルクにある。これは大排気量V6に匹敵する数値だ。9万kmという走行距離は、このエンジンが最も調子の良い時期を迎えている証拠。信号からの加速で、横を走るセダンを置き去りにする瞬間がある。9速ATが巧みに繋ぐギア比の妙。アクセルを踏み込むと、意外なほど軽快に街を駆け抜けていく。これがイヴォークの隠された魅力だ。

03 / Details
都市で輝く細部への配慮

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パノラミックルーフの恩恵
固定式ガラスルーフは開かないが、その分剛性を保ちながら室内を明るくする。都市の高層ビル群も頭上のガラス越しに楽しめる特別な視界を提供する。

02
9万kmの熟成された走り
エンジンとトランスミッションが完全に馴染んだ状態。初期のギクシャク感は消え、滑らかで粘り強いトルク特性を存分に味わえる走行距離だ。

03
SEプラスの装備充実度
19インチアロイホイール、LEDヘッドライト、レザーシートが標準装備。この年式でこの価格は、イヴォークの価値が安定している証拠でもある。

04
2016年式の狙い目感
フェイスリフト前の初期型だが、基本性能は十分。むしろデザインの純粋さが際立つ年式として、今後価値が見直される可能性を秘めている。

9万kmは、このエンジンが本領を発揮し始める距離だ。
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